なか杉こうの日記
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じぶんの場合、いちばんの大敵は人と比較するということである。 なにしろプライドは高いのであるから、人に負けることが非常につらい。 それで努力をすればいいのにしないのである。 しかし、最近は、その比較根性が頭をもたげてくるたびに「あーあたしは主流でなくてよかった」と思うことにしている。発想の転換である。首をスッと下げるのである。主流でないから、できること。人から重要視されていないから、自由に動けること。期待されていない気楽さ。 考えてみれば「できること」「主流であること」は、元来そうした才覚のない者にとってはつらいことなのである。「主流でない」イコール「気楽である」「自由である」ことに気がついた。 まあ、そんなふうに。それとも逃げているだけなのかな。
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