戯言


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手紙

2011年01月23日(日) ギルバートグレイプを見てきました

最初で最後の、たった一回の観劇です。
以下、ネタバレですので、反転。



上演時間は3時間弱。
間に、15分の休憩をはさんで2幕です。
ぐろーぶ座には緞帳というものが存在しないうえ、今回の舞台は変形舞台なので、客電が落ちたと思ったら静かにギルバートとアーニーが登場して突然はじまります。

とても暗くて重い、私の好みとは正反対の芝居でした。
多分、まるちゃんが主演じゃなかったら絶対に見てなかったと思います。
でも、見れてよかったと思いました。

すんごい複雑というか、舞台を見慣れてる人じゃないと、ものすごく見難い舞台だなぁと思いました。
寡黙なギルバートの心の声が背景に映し出されるんですけど、それを読みつつ丸ちゃんをみつつ、他の人の動きを見てたら、目が疲れてきて(笑
年のせいかもしれませんけど、話の内容とあわせて、見たあとにどっと疲れる感じです。

映画も見たことがなかったんで、ほんとうにはじめてみる話だったんですが、こんなにくらい話なんですねぇ。
いつ、だれが死ぬんだろうと、戦々恐々として見てましたよ。
最後は、希望がちょっとは差し込んでるラストだったので、まだちょっと気持ちは楽になりましたが。

でっかい水槽があって、それがお風呂になったり、池になったりプールになったりしてました。
てか、あんなに水を使う芝居とは思ってなったので、ちょっとびっくり。
劇場に入ったときに、暑いなぁと思ったんですけど、温度設定もちょっと高めにしてあるんでしょうね。
それくらい、みんなびしょびしょになる芝居で。

みなさん意外とセリフを噛んだり、3階席だったからか不明瞭でよく聞き取れなかったりするところがあったんですけど、それはあんまり気になりませんでした。


まるちゃんは、ギルバートでした。
アンコールの最後までちゃんとギルバートで、あんまり笑顔もなかったです。
いや、でも、一瞬、あ、まるちゃんだと思ったシーンがあったんですけど、どこだったかな。
タッカーとの間のやりとりだったから、もしかしたらアドリブシーンだったのかも。
それ以外はほんとにギルバートで。

最後のアンコールでも一言もしゃべらないままでしたけど、それでも十分満足でした。



てか、タッカーの役の人をどこかで見たことがあるような気がするんですよね。
多分、どこかで見たことあるんでしょうね。
でも、思い出せないんですよねーーー



見てなかったら意味のわからない、不親切な感想ですが、一回とはいえ見れてよかったです。

丸ちゃんのお芝居の仕事が増えたらいいなぁ。



8→1



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