Hiro's Diary
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2002年06月01日(土) |
ニュー・メキシコ-テキサス-ニュー・メキシコ 第4日目の走行距離495マイル(792km) |
ニュー・メキシコを抜けて一度テキサスへと州境を越えます。テキサスは大きな州と聞いていましたが、さてどれほど大きいのか?この後、その答えを身をもって知ることになるわけですが、この時点では車の調子もよく快適にドライブを続けています。
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おお、なんだか大西部の雄大な景観に変わってきました。この緩やかなスロープを越えるとインディアンと騎兵隊が現れたりして・・・・、と思わずにいられない雰囲気でした。小さな思い煩いなどどうでも良くなるような・・・「大陸横断を敢行してよかったなあ。」と思えた瞬間でもありました。
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もう一度ニュー・メキシコに戻ります。なぜかって?実はカミさんが行ってみたいと常日頃言っていた所に立ち寄るためです。この辺の州境の風景は見ての通り、何もありません。
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で、行ってみたいところとは「カールス・バット鍾乳洞」です。町がすっぽり収まってしまうほど大きな鍾乳洞を歩いて回りながら様々な鍾乳石を見ることが出来ました。外は灼熱ですが鍾乳洞の中は涼しく気持ちよく歩けました。見たところだけではなくその数倍の規模であるとのこと。大荒野の地下にこのようなスペースがあるとは本当に凄いことです。一見の価値は大いにあります。
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さてもう一度南下してテキサスの戻ります。
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360度見渡す限り何もない・・・・。これがうわさに聞いていた景観です。ここで車が故障しようものならどうなることか、考えただけで恐ろしい・・・・。きっとセスナが飛んでくるのかもしれません。でも飛行機では牽引はできないなあ、などと考えながら日は暮れていきます。
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日の入りは後方でした。バックミラーに映る大地平線へのサンセット。写真ではあまり色が良くありませんが、本当に綺麗であったことを鮮明に覚えています。しかし、この後恐怖が待っていました。ガソリンはこの時点で半分あったので、「次のスタンドで入れよう。」と考えていたのですが、走っても走っても何もない!本当にガス欠になる寸前のところまで走り続け、何とか給油出来たのですが、断崖絶壁危機一髪、どうなることかと思いました。そうです、ここでテキサスの広さを思い知ることになったのです。
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