読書記録

2026年10月17日(土) とてもしずかな心臓ふたつ / 村上 きわみ

 内容紹介
月見坂ゆるゆる下りこのまんま海になだれていこうかふたり 
短歌ブーム前夜の2000年代初頭、インターネット上に彗星のように現れた歌人・村上きわみ。その歌集未収録作品と絶版歌集をまとめる。


 それぞれの速度で老いて少しずつ湯豆腐に似たいきものになる


 基準値をはるかにこえる夕闇をからだにいれて持ち帰るひと


 死にやすいこころを入れる死ににくいからだのことを言うないまさら


 海に降るあたたかい雨 逝った人だけがわたしに近づいてくる


 君が欠けたあとの世界に生きているわたしは花を腐らせてばかり



私には難しい表現が多かった
巻末の書評にあった、村上きわみという複眼は、眼の前の景色を見つめながら、どこかこの世ではないものまでも写しとっているのではないだろうか、というのがあった。
まさにソレ、納得した!









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fuu [MAIL]