読書記録

2024年07月29日(月) 「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました / 保坂 祐希



 75歳の晴恵は両親が遺した鎌倉の家に一人暮らし。
息子達彦は「死ね、クソババア!」と捨て台詞を残して家を出て以来、ほとんど音信不通。だが、終活を意識し始めた晴恵の元に、55歳になった達彦が、離婚すると言って突然帰ってきた…。


私は主人公の晴恵が羨ましい。

乳飲み子の息子を連れて着の身着のままで帰ってきたとき、両親が健在で受け入れてくれたこと

75歳で余命宣告を受けたこと

小学校からの気の置けない友達が近所にいること


物語としては 晴恵がどんな死に方をするのか分からないまま終わってしまった










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