読書記録

2024年03月06日(水) 老いの地平線 / 樋口 恵子

 91歳自信をもってボケてます

思えば91歳 ー ヤレ、長く生きたものです

ボケる、ボケないは
神様に任せるよりしようがない

それでも……

人の長所を認めること
それを口に出してほめるところ

そういう私の長所を失わずに
そのまま人生を閉じられたら
どんなにいいだろう

小石や段差につまずいて転ぶのは70代
黙って立っているだけで転ぶのが90代

90歳は何かにつまずかなくても、立っているだけで転ぶ
胸を張って保証できる「転倒適齢期」です

老いても老いても、その先にまた新たな老いがあるのです。老いには限りがなく、いまだ地平線は見えません。
はたして、この「老いの地平線」には何があるのかー。


NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」の理事長をされている
今なお、文を書くという現役でおられることはとても素晴らしい









 < 過去  INDEX  未来 >


fuu [MAIL]