読書記録

2023年08月17日(木) 死に方がわからない / 門賀 美央子

 あっさり死にたいと言いつつ、体調が悪くなれば病院に行くし、急病であれば救急車を呼んでしまうかもしれない。そこで治療を受けた結果、死ねなくなったらどうすればいいのか。
そもそも、うまく死んでいくのに適切な医療の「使い方」とはどんなだろう?
うまく死ぬとはつまり、苦痛はできる限り少なく、人の世話になる期間も最小限に抑えることなのだが、ここまで見てきたように下手に救命されたらどちらも叶わなくなるかもしれない。
かといって病院に行かなければ死に時に死ねるかもしれないが、ものすごい苦痛を伴うことになるかもしれない。それはそれで嫌だ。むしろ、死そのものより、死に至る苦痛のほうがよっぽど怖い。
どうすればいいのだろう?

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私は著者より約20歳も上だから本当に真剣に考えて準備しないといけない。

延命治療お断りで リビングウィルは書いてある。
墓も準備してある。
今なら 死後にかかる費用くらいはある。
死ぬのは怖くないが、死に至る過程は怖い。
あっさり死なせてくれる医師を捜しておく必要はあると思う。















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