読書記録

2018年08月09日(木) ほどよく距離を置きなさい / 湯川 久子


 90歳の現役弁護士が語る人との関係。
職業柄、色々な人の人生の修羅場というか様々な揉め事を見てこられたゆえのお話。

人との関係において 近すぎる糸はもつれる。多くの人間関係のからまりは、距離が近すぎるがゆえに起きるもの。
確かに・・・何の利害関係もなければ関わる必要なんてないもの。

人は、一人で問題に向き合って、考え込み、苦しんでいるときは、とても狭い視野の中にいますが、法の知識と第三者の目に触れるとき、自分の問題を客観的に見ることができます。そうすると、問題の見え方も変わり、解決策が見えてくるのです。

「子どもは成長する過程で、百粒を超える喜びと幸せを親に与えてくれるが、子どものことで傷ついた親は、百粒の涙を流す」と言います。子どものことで苦労した親は、人として成長し、人にやさしくなります。

「期待どおりにならない」のが子育て。
でも、子どものために流した涙が親も子も育ててくれる。
━━━子は言うことは聞かないが、親の姿を見て学ぶ

(やっぱり・・・私・・・母親失格だわ。。。)





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