極彩色、無色
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2005年06月29日(水)
何事もなく、つつが無く
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生きております。
もう5月ほど経ち、家の中の荒れ具合もいい感じに定着してきました。
片す気力は当然ながらありません。
夏は嫌いです。
暑いし、痒いし、うるさいし。
太陽光と、蚊と、蝉の話です。
さも人間を発狂させるのが目的とでも言うような太陽光。
夜な夜な血を求めては、耳障りな音を立てて徘徊する蚊。
短い命だから何をしても許されると思っているのか蝉め。
どれもこれも、夏の嫌いな要素です。
はやく夏が終わってくれと思います。まだ始まってもないけど。
今年は新盆です。
先日、葬儀社からお盆の必須アイテムカタログが届きました。
ビックリしました。そうか、お盆しなきゃいけないんだと。
あの、カラフルな絵がくるくると回る回転灯や、ちょうちんを家に飾るのでしょうか。
想像してみても、どうもしっくりこないのです。うちには似合わない。
実際に見ても、納得するかどうか。
仏壇だって、未だに浮いている気がします。
遺影も、位牌も、線香の臭いも。
うちには要らないものだったのに。
7月になったら、兄が夏休みになるので帰ってくるそう。
お盆には死者が家に帰ってくるそうですが、 母も帰ってくるのでしょうか。 話はできるのでしょうか。 姿は見れるでしょうか。 会えるでしょうか。
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