ケモノ道

2009年11月06日(金) ■その12(完)■落ちていく女


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しばらくして、みわが・・・

みわ「やる?」







ケ「そうね♪」(バカみたいに明るい顔で)



何を思ったのかはわからないけど
そう踏み込んでくれて、色々とたすかった。


感情移入しているので、なんつーか、もう
そういったのが、「どーでもいいかなー」とか
思いかけてた所だったので。。。



日ごろ、毎日体を酷使しているだろうから

プライベートでは、全くそういう気になれない

って子は多いのだが

みわは、「誰かに必要とされている」という感覚を
求めてしまうタイプなんだろうな。


その手段として、男とのエッ○があったりする。


そう。

この話のスタートの時に書いた。




何か、ちょっと引っかかる所がありました。

それは、歯なんですが
どうも、トータルバランスでみると、
アンバランスなんですよね






という所に繋がっていく。


歯にはその人の生活環境が現れてしまう部分の一つ。
例えばガチャガチャの歯。茶色くなってしまっている歯
虫歯が多い。。。

などなど。

もちろん、一概には言えない事は重々承知している。



ただ、多くの場合で、親に何らかの原因が
ある場合は多くて

ある程度女性と多く接してきている人
ナンパをやった人は、ほぼ皆気付いている部分なんですが


親が離婚したり、育てる事を半分放棄してたりすると

歯まで面倒を見れなかったりする。

離婚してれば、当然、働いてい子供の面倒をみて
必然的に時間がなくなってしまう。


それに歯というものを、治療したりキレイに
するためにはそれなりのお金が必要となる。


経済的な面を見ても・・・

それなりの環境がないといけないという事になるワケです。



ま、かなりオイラの独断と偏見も入っている事は
何分ご了承いただきまして。



その部分からみても、このみわは、良くない環境で育って
きている事も分る。



というか、それを決定つける話がでて。




みわ「家に帰ったら、居留守使われた。。。
さすがに、あれは凹んだよ・・・



そして、こないだ、家行ってみたの。










引っ越ししてた(T_T)」





いやいやいやいや・・・((;°°)

なんてこった。。。

そんな親も、普通に存在しているんです。

ただ、オイラはそれを聞いて心がさみしくなっていた。

そして、どうにもならないであろう、みわのこの先を
心配しながら、どうのもできない事も理解していた。




彼女のまわりには、今、負の材料しかない。
明るい兆しは何もない。。。


ここから、何か危ないものに手を出さない事を
オイラは祈ってあげるしかできない。

しかし、回りには悪い誘惑ばかりの環境だ。

ここから、這い上がるのは並大抵ではないだろう。




やたら、献身的に奉仕してくれる姿をみて
快楽と共に、ココロがなんか、ズキズキしていた。



一緒の時間を過ごし

お別れの時間がきた



みわ「いつも、ここら辺にいるの?」


ケモ「いや、仕事で籠って仕事しないといけないとき
そういった時にここら辺にいる。」


みわ「そう。じゃ、また見かけたら話かけてね」


ケ「あー。そうさせてもらうよ」


みわ「私がまだ、この街にいればね?」


ケ「あっはっは。いるだろう?」


みわ「分らないよー」



そういいながら、笑いながらみわは、街の中に消えていった。


後姿は、何ともいえんず、さみしさが漂っているように見えた。

今にも消えそうな雰囲気をオイラは感じていた。


なんか、姿がススケて見えるな。。。



次、またココに来た時に、みわを見かける事ができると良いな。


そんな事を思いながら

そういえば、全然終わっていない仕事をしなければいけない
現実を思い出して、ホテルに戻った。



そして、




仕事は、はかどる事は一切なかった。




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