うさぎのつぶやき

*日記内の全ての文章、画像等については著作権放棄しておりません。
 無断転載は固くお断りいたします。


Diary indexpastwill


2005年06月16日(木) ◆ご近所さん

'05.2/11付の日記に書いたあるご近所の「?さん」。

あれからも時々キムチをメインに色々と持ってきて下さる
のですが、2〜3日前にも電話が入りました。

受話器を取りましたらいきなり

「もう〜!私怒ってんねん。あんたンとこいつ行っても
閉まってる。今から行くからドアを開けて!」
とのこと。名前も言わずに切れてしまいました。

でもあの方だろうと思いましたので、鍵を開けて待って
いましたら、ほどなくやってこられました。

「もう、いやになる。いつ来ても鍵がかかっていて呼んでも
出てこーへん!。あんたいつやったら家におるの?」

(わざわざお伺いを立てて出かけなければならないのか?)

「私は今、歯医者さんに通ってるし、買い物に行ったり、
午後からはプールに行ってるし・・・」

(何でスケジュールを報告しなければならないのだろー?)

「キムチを作ったからあんたに食べさせようと思って、
袋を持って行ったり来たりしてんねんで!。友達が来て
欲しいと言われるとついついやってしまうけど、あんたの
分だけは、やる分けにはいかんから冷蔵庫の奥になおし
といたんや。」

(だからといって留守にしていた私が悪いのだろうか?)

「キムチ、いる?」

(そうまで言われているのに“いりません”なんて言える
わけが無いよね)

「いつもすみません、ありがとう〜♪」

突然のことだったので、何もお返しするものが無くて
そう言ったら

「そんなもん、いらん!何かもらおうなんて思ってない!」
そう言われるのです。
そして玄関先から、今にも上がりこんできそうな勢いで
上がり框のところに来て家の中をジロジロ・・・。
なかなか帰ろうとされないのです。

でも私は、お茶をお出しするようなお付き合いをしたい
とは思っていないわけです。

20分ほど玄関先でおしゃべりした後、丁重なお礼の言葉を
背中に(やっと)帰られました。

玄関はキムチの香りでいっぱいです。
そして行ったり来たりしたキムチは、そのまま何重にも
袋に詰めて・・・・・・・・ゴミ箱へと消えて行きました。

重ねて言いますが、私も娘も決まった店のものしか
食べません!。

−そのあくる日−
もらいっぱなしでは悪いので、グレープフルーツほどの
大きさの「肉厚トマト」を青果市場で買って持って行き
ました。


みどりのうさぎ |HomePage

My追加