うさぎのつぶやき
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ご近所のおじいさん、Sさん85歳、
昨年、長年連れ添った奥様を亡くされて、一人暮らし。 すぐ近所に息子さん家族も、娘さん家族もいらっしゃって、お孫さんも殆ど毎日のように顔を見せに行かれている様子。
奥様を亡くされた後大病をされ、暫くは介護を受けていらっしゃったけれども最近はずいぶんお元気になられて介護ヘルパーさんの姿を見ることは余りない。
今日表で久し振りに植木の手入れをしていたら声を掛けてくださった方がある。Sさんだ。
S「きょうは暖こうてよろしいなぁ〜」
私「あらッSさん、こんにちわ。お買い物でしたか?」
S「うん、こないだから寒かったさかい、家の中ばっかりやったんで、 ちょっと商店街まで買い物に行ってきましてん」
私「そうですね〜、じっとしてばっかりやったらあかんもんね」
S「もう年をとったらあかんわ!思うように体が動けへん!!」
私「幾つにならはったん?」
S「85や、せやけどあんたとこのおじいさん92やったもんなあ〜。 それを思うたらまだひよこや・・・」
私「そうですね。おじいさん亡くなったンは92才でした」
S「気持ちはあるけど体が思うように動けしませんわ」
私「でも顔色もいいし、見た目はお元気そうですよ!」
S「手術の後がどうしても重たいねん。これさえなかったら・・・。 1時間でも散歩でけるのに」
私「もう少し辛抱したら暖かくなるから、その頃には元気になり ますよ!もうちょっとの我慢やね。」
S「そやなぁ・・・。」
私「それまではゆっくりね。」
S「そうや、ゆっくりやな!」
私「今日は何を買ってきはったん?」
S「今晩のおかずにバッテラを買(こ)うてきましてん。 今から風呂を洗って、夕方にこれ食べたら風呂入って後は もう寝るだけや。なんかイライラして夜中に大きな声で歌を 歌うたりしますねん。 おばあさんおらんようになってからなんか突然にそんなこと するようになりましたわ。」
私「いいのいいの、歌いたかったら歌ったらよろしッ。それで すっきりしますやろ?」
S「そやなぁ、それでぐっすり眠れますわ」
私「今度聞かせてもらおッ(笑)」
S「ははは〜、ほな、帰りまっさ〜」
私「お大事に・・・」
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他愛ない道端での会話。 こんな時、田舎の両親のことを思い出す。 父も母も、誰かとこうやって話をしているのだろうなあ・・・。 あなたの両親はお元気ですか?
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