うさぎのつぶやき
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| 2004年05月31日(月) |
◆==私的・バレーボール考== |
アテネオリンピックの最終予選、日曜日のゲームで、男女とも終了した。 興味のある方はすでにご存知だろうが、 女子は晴れて出場権を獲得したけれども、問題は男子である。 結局2勝3敗と言う結果に終わり、出場権を獲得することができなかった。
確かに個々のレベルはUPしているようである。 大砲一本に絞りきる事が出来ないほどバラエティーに富んだ攻撃を 垣間見せる場面もいくつかあり楽しませてくれはしたが・・・。
ここからは全くの私個人の戯言だと思っていただきたい。
その前に、終了後に行われた会見場での主だった選手のコメントとコラムを 「Yahoo Sports!」から抜粋してみた。
***選手のコメント***
■細川延由選手 全日本でやらせてもらって、NECにいるときにはできない経験をいっぱいさせてもらって、成長したと思う。
■山村宏太選手 厳しい試合が続いて、自分もみんなも辛かったのは本当です。 それでも、みんなで決めていたように今日は勝てたし、次のオリンピックを目指して頑張ります。 自分もすごくいろいろな経験をさせてもらって、勝つことの難しさも知ることができました。 今は結果が出せなかった悔しさで心がいっぱいですが、必ずこの経験を生かして、 次のステップを目指すことができると思います。
■山本隆弘選手 決めるべきものを決められなかった、それに尽きます。 この大会が終わって、ゆっくりもう一度自分で考え直したいです。
■杉山マルコス選手 これから先・・・・・・わかんない。とりあえずスケジュールはわかりません。足は大丈夫。 昨日はちょっと痛かった。それで、細川さんにお願いして代わってもらった。 今日はもう大丈夫でした。
■甲斐祐之選手 (五輪出場という)結果は出せなかったけれど、ライバルの韓国に勝ててうれしく思っています。 個人的にはサーブレシーブをもっと安定させることが課題として残りました。 たくさんの応援に感謝し、期待には応えられなかったけれど、次を目指して、また頑張りたいと思います。
■宇佐美大輔選手 最終戦、しかもずっと負けてる韓国戦だったので、みんな「勝ちたい」という気持ちでした。 出場権は逃してしまったけれど、今日は先につながるバレーができたのではないでしょうか。 試合後の涙の訳は、 この大会は自分にとって辛い大会だったし、いい経験でもあったということ、 また、あんなに負けこんでる中で、あれだけの観客が応援してくれて、 最後に勝てたということもあり、「もう一度頑張らなきゃ」という気持ちがこみ上げてきたからです。
■小林敦選手(主将) 今日は最初からスタメンという指示があったわけではなく、山村がホテルにユニホームを忘れ、 急遽、出場することになりました。いい後輩を持ちました(笑)。 序盤は心の準備ができてなく、硬かったのですが、中盤以降は僕なりのパフォーマンスが できたと思います。この中の何人かは4年後を目指すと思いますが、この大会の悔しさや経験を、 次に生かしてくれるんじゃないか。 悔しさをバネに頑張れば、進歩し続けるはず。やはり、経験が一番ですから。
■田中幹保監督 今日は両サイドを徹底的に狙っていきましたが、極端に我々のサーブが良かったわけではなく、 韓国の調子が、正直言って良くなかったと思います。 でも、みんなが勝とうという気持ちでやってくれたのがうれしかったです。 (杉山)マルコスもタイムの度に、 「勝つからね」と声をかけてくれて、思い出に残る試合になりました。 山本(隆弘)選手はスーパーエースの第一候補に挙げて強化してきましたが、 9割9分の方々に「彼はいい選手にはなれないよ」と言われました。正直、最後の1点がとれる 真のエースには成長していませんが、そのレベルに近づいてきていると思います。
今回のチーム編成はOQT(オリンピック予選)に勝つことを意識したメンバーであり、 高さはそれなりにあるけれど、今後は速さも求めていかないと、きついと思います。 現時点でもポテンシャルは高いけれど、波があり、粗いところがあるので、4年後を目指して いくならば、みなさんもおっしゃっているように、コンスタントに戦えるチームにしなければ・・・。 そして、精神的レベルアップも必要だと思います。
***コラム***
■ベンチワーク
選手の精神力、技術力、フィジカル等、問題点を上げていけばきりがないが、 今大会に限っての最大の敗因の一つに「ベンチワークの失策」が挙げられる。 初戦アルジェリアで杉山をほとんど温存せずに、一番大切な中国戦でガス欠状態に。 まだ可能性が十分あったオーストラリア戦では 「誰がどう見ても宇佐美の調子が良くなく、らしさが全くない」と 専門家から評価された宇佐美ではなく、山本や甲斐をベンチに下げた。 さらにイラン戦で田中監督はこう語ってもいる。 「山本の不調はわかっていたが、隆弘に勝ちを経験させてやりたくて交代の時期を逸しました」 ライトの控えと決まっていた加藤を、レフト攻撃をさせるために5セット目中盤で投入、 コート内を混乱に陥れるなど、連日、田中監督の「私の采配ミスです」というコメントが続く。 「お世話になった田中監督を男にしたい」(山本) 「監督も含めてこのメンバーでやれるのは、今日が最後だったから必ず勝ちたかった」(宇佐美) という選手のコメントとの温度差も気になった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ と言うような事だったれども・・・。 コラムについては他の項目でもたくさんのことが書かれていたけれども、 この大会で私なりに感じた事の一番が「ベンチワーク」だったので、この部分だけ取り上げてみた。
個々の技術を見てみると 他の強豪チームと比べても遜色のない技術を持つ選手が何人かいたと思う。
にもかかわらず、最後の詰めができずに勝利をつかみとることが出来なかったわけだ。
確かに田中幹保監督は凄い人だった。日本のバレー史上でも、必ず名前の挙がってくるほどの プレイヤーだったし、所属していた「新日鉄」においては恐らく彼抜きでは語られないであろう。 確実なプレイと誠実な性格から、全幅の信頼をされていたし、それに充分応えてくれていた。 しかし「名選手名監督にあらず」の言葉どおりである。 いたるところで、腑に落ちない采配を感じてしまった。 娘と二人で、「なんで?」と何回言ったことだろう。
又、選手のコメントを見ても何か感じられると思うが 応援している側、サポートしている側とのギャップが伺える。
結局選手は個人個人のプレーについては結構満足していたのではないだろうか? オリンピックへの道が閉ざされてしまった事は悔しいけれど、技術面で言われた事、 課題とされていた事は、概ねクリアできたと満足しているような様子が どのメンバーからも感じられたのは私だけではないのでは?。
31日に暫定的ではあるが新監督が発表された。 幹保氏と同じ新日鉄の選手だった(現在は堺ブレイザーズ)植田辰哉氏である。 現在は堺ブレイザーズの監督でもある彼。 果たしてうまく行くだろうか・・・。
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