うさぎのつぶやき
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昨日、田舎の母から、待望の宅急便が届きました。
中には、パプリカ(赤、黄、各1本)/胡瓜7〜8本/ キンショウメロン(大玉2個)/えんどう豆/早稲みかん5個/ あくまき(5本)...これは、宮崎、鹿児島地方の特産物で、 もち米を、竹の皮に包んで灰の汁に漬け込んだもの。 半透明のあめ色になったお餅のようなものです。食感は、 わらびもちみたい。/それから、バイクにまたがり採ってきた、 「たけのこ」いっぱい/おまけに、菖蒲一束、母の愛に一つ づつ包まれていました。
誤解のないように言っておきますが、実家は農家ではありません。 父はサラリーマンでした。しかも住まいは町中。 たけのこ以外は、すべて、お店で買ってきます。 都会に比べると、多少は物価も安いですが、それでも年金 生活を送っている母達にとって、余分な出費になった事に 変わりはありません。
娘や息子というのは親にとっては、いつまでたっても子供 なんですね。一人前になっていない、という意味ではなく 自分達の子供という意味です。
私達(三人兄弟)の両親は、長女の私が母のお腹に宿った 時から、生活のすべてが、子供の為だけに回り始めたと いっても、過言ではない位、たっぷりの愛情を注いで育て てくれました。
なんの憂いもなく天真爛漫に過ごしてきた、子供時代の事を 思う時、自分が育てられたように自分の子供達を育てられな かったことは、とても残念に思います。
もちろん、たっぷりの愛情は負けないくらいに注いだつもり ですが、その他のさまざまな憂いごとがあったりしたもの ですから、彼等に対しては、申しわけなさを禁じ得ません。 それでも、さほどの問題もなく成長してくれたことは、真に ありがたく思っています。
昨今取り沙汰されている、家庭内崩壊、暴力などは、何か 深い基本的な部分に、その要因が、あるような気がしてなり ません。このことについては、いずれ又別の機会にお話し することにしましょう。
明日は、子供の日です。 “五日は、菖蒲をいれて、お風呂に入りなさいよ!”荷物のお礼 に電話をした時に聞こえてきた、母の言葉です。
そして、来週は、“母の日”。
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