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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2005年06月26日(日) 欲を求めて止まず

人の欲には果てしが無く、常に何かを求め、その事で悩み苦しんでしまう・・・という状況がございます。例えばそれは、塩水を飲む人の渇きが、いっこうに止まらない事に似ていて、渇きが止むどころか、いつまでたっても満足出来ず、ますます強くなるばかりになってしまいます。

ある女性は、物を欲しがる欲、依存してしまう傾向が強い部分がありました。その結果、服を買いに行って、「お似合いですよ、とても綺麗ですね」と言われる事、何かを手に入れるという状況に喜びを覚え、常にそうしていない事には満足出来なくなってしまいました。やがて、カードで借金を繰り返し・・・という、尽きる事の無い悪循環にはまってしまいました。

また違う男性は、彼女がいるにも関わらず、他の女性と体の関係を持ち続け、結婚してもその欲を抑えらずにいました。その結果、家庭を壊し、慰謝料を請求されて、結局一人ぼっちになってしまったのですが、それでもなお女性を求め、得られない苦しみや、満たされない気持ちから、気も狂うばかり・・・という状況に至ります。

飢えた犬に、血が塗ってある、乾いた骨を与えると、犬はその骨にしゃぶりつき、ただ疲れ、悩み苦しむだけとなってしまいます。
欲を離れる事を知らず、求める事を続ける状況は、これと全く同じであり、その人をイタズラに疲れさせ、不安、苦悩を得るだけとなります。
またその中において、「足りる」を知る事が何よりも大切であり、幸福の土台となって参ります。

上記の例えは極端ですが、好きな人(恋人)に会いたい、声を聞きたい、一緒にいたいという事、お金や贅沢等々を求めて止まず、苦しみの原因となる事も、自分の欲の一つであり、気付かない所に沢山潜み、貴方を陥れようとしています。今回の便りで、その欲を離れる大切さに気付いて頂ければ、また幸いに思います。



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