2005年05月17日(火) |
よらば大樹よりも・・・ |
「よらば大樹・・・」という言葉がございます。以前ならば、絶対に 安泰といわれていた会社や、社会の仕組みなどは、ここ数年で、 無くなってしまった・・・と言っても過言ではございません。
そんな部分からも伺えるように、何事においても大切になってく のは、「自分が大樹になる必要性」だと感じます。
しかしながら、人の心や考えは揺らぎやすいものであり、また大勢 で集まると、例え間違っている事でも、感覚が麻痺して分からない なかなか気付けず、忘れてしまいがちな面がございます。
例えば、「もう危ない」と世間(外)から言われている会社にいな がらも、社内(中)にいる同僚同士で「大丈夫だろう」という考え から抜け出せず、倒産した時に初めて気づくように、自分をしっか りと持たないと、大変な状況に陥ってしまいます。
その事は、よくご相談を頂く恋愛においても同じなのですが、恋愛 (恋人)という樹に寄りかかったり、恋愛が目標の人達の中にいる と、いつもその樹の影響を受けて、自分が揺らいでしまう、しっかり と立っていられない部分があり、その結果、失恋をしたりすると、倒 れてしまう・・・、立ち上がれない状況に陥ってしまいます。
「彼(彼女)からメールが来なくて、会えなくて寂しすぎる」、「毎日で も会いたいっ!」という、相手に左右されるのではなく、「メールが無 くても、毎日自分の事が充実してるから全然平気!」、「彼(彼女) が忙しかったら、会えなくても我慢出来る」という、自分自身が大樹 になれるよう、自分を持つ事が大切になって参ります。
皆様自身の人生において、周りに左右される部分がないか、改め て見つめ直して頂ければ幸いに思います。
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