みっちゃんにはもともと彼氏がいました。
その彼氏は 「彼女がメールしたくないなら、それでいい。キスもしたくなかったらそれでいい」
という考えの持ち主。 でもみっちゃんは恋心は女の子。 尽くしてもらいたいタイプのようです。 でも、彼氏は尽くさない。 だから今までみっちゃんが彼氏に寄っていってた。
それがここ、滋賀へきて、彼氏は高知。 離れ離れになって、メールも最近途絶えてきたそうです。 そしてIちゃんに出会った。
Iちゃんはこっちからメールしても、顔文字入りでちゃんと返してくれるし、Iちゃんからもメールは来る。
だから今までしてもらったことのないことをしてもらって、みっちゃんはIちゃんに夢中でした。
でもみっちゃんの性格は「白黒はっきりさせたい」タイプ。だから浮気なんてもってのほか、今のままじゃ嫌だそうです。 そうなるとどっちかに別れを告げないとダメ。 そこで思いついたのが、今の彼氏とは距離を置くこと。
電話で話してみました。 彼氏も気付いていたようです。もうみっちゃんのことを好きじゃない。愛してないことを。 だから彼は言います。 「距離を置くとみっちゃんがまた悲しくなるだけだ。お互い恋愛感の好きじゃないのなら、別れた方がいいんじゃないか」 って。 みっちゃんは涙を流していました。ベランダに出て一人電話をしていました。
電話で話したこと、全部私に話してくれました。 「彼氏」ではなくなったこと。「友達」に戻ったこと。「バイバイ」じゃなく、「またね」って言えた事。
今まで薬指にしていた指輪を外して、ケータイのストラップも外して。
顔をぐしゃぐしゃにさせて泣いてるみっちゃんをみて私は抱きしめてあげました。一緒に泣けてきた・・・。
「このこと、Iちゃんに全部言うよ。ありがとう。」
って決心したみたい。
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