娘の病名が癌だと知らされてから85日が経った。 オジサンが定年して車で全国縦断の旅に出て78日目、四国高松辺りにいる時に聞き、とるものも取り敢えず敦賀の港に飛んでいきフェリーで帰宅した。長期滞在の身支度をして娘の居る東京へ飛んで行った。娘の部屋の近くの産婦人科に行き、有明のがんセンターに行き、もう癌は疑いようもなくただただ悲しくて悲しくてホテルの部屋で号泣した。 2週間後娘を連れて北海道の病院に移るため帰宅する。 涙は東京のホテルに置いてきた。もう泣かない。 これからが戦いだから。 35日間自宅療養して娘は東京へ仕事復帰に戻っていった。これからは東京〜札幌間を行ったり来たりの通院で治療にあたる。 年末までが一区切りだ。その先は見えない。 でも、きっと大丈夫。娘は大丈夫。私も大丈夫だから。。。
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