キッキの時々日記

2005年04月20日(水) 実家の母

大きな根わさびが手に入ったと言うので貰いに行く。
生活が苦しいと言うので母に渡す食費をパパから貰う。
パパが一言「高い根わさび代だなー」・・・でも、赤飯も作ってくれていた。
母のアパートのすぐ近くに住む甥っ子たちにスーパーのカゴ一杯のお菓子類を買ってく。
千円ずつおこずかい渡したら母がお菓子なんか買わないで全部現金であげたらいいのに・・と言う。なんか・・・滅入る。
母が市営住宅を申し込んだと言うのでどんな所か二人で見に行く。
一人暮らしには充分だろうと思う。
弟夫婦とうまくやってくれればいいのに・・たった一人の子供なんだから・・
母は後妻で私が五歳の時やって来て13年間一緒に暮らした。私が9歳の時弟が生まれた。私は何処か心の奥底で彼女にはなじめないでいる。でも、父が酒乱で暴力の日々だったので・・彼女にすまないと思う気持ちが今でも親子関係を継続しているのかもしれない。今思えば彼女が選んだ男だったのだから私がすまなく思うことは無いのだ。いやなら別れれば良かったのだ。しかし、よく殴られた。私は殴られる程の悪い子ではなかったはずだ。ただ虫の居所が悪いと言うだけで殴られた。今で言う虐待だな。母は母で父に殴られた腹いせなのか・・よくいじめられたなー・・それでも2歳上の兄には気を使っていた。そんな母も年老いて昔の事など無かったように私に接する。私もこのまま彼女が死ぬまで娘役を演じ続ける。ま、そういう事だ。


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ミーとキッキと時々おじじ