さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年10月05日(水) 秋のお洒落



10月だというのに薄紫の朝顔がまだたくさん花を付けています。いったいこの朝顔たち、何時まで咲くつもりでしょう?

 やっとやっと秋風が吹いて、涼しくなってまいりましたね。この9月の暑かったことといったら、「以前、9月ってこんなに暑かったかしら?」と思わずにはいられません。やはり地球の温暖化が進んでいるのでしょうか?

 秋といえばお洒落の季節なのに、もっぱら私の困りごとは、秋の装いが出来ないこと。なかなか涼しくならないせいで、せっかく8月の買付けの際、パリで購入したベルベットのジャケットやニットのボレロを着る機会が無く、未だクローゼットの中にしまったままなのです。(日本ほど暑くならないパリでは8月でも秋冬物の暖かそうなニットやレザー素材のものが、ウィンドウには当然のようにディスプレイされています。)アンティークのシルクのブラウスもまだ暑いし…。

 それと同じくして、買付けの際に、せっかく以前から興味のあったフレグランス ラルフ・ローレンの「ロマンス」を入手したにもかかわらず、こちらも鏡台の上に置きっぱなし。実は、この「ロマンス」、ロマンティックな香りが気に入って購入したにもかかわらず、日本の9月にはこのムスク系の香りが暑苦しく、NGとなったのでした。

 以前、気に入っていたグリーンティーの香りロクシタンの「テ・ヴェール」は、このところ河村がすっかり気に入って着けているし、仕方なくここ最近は、昨年購入した夏用の香り「ロードゥ・イッセイ・オム・サマー」でなんとかしのいでいる、という感じです。
 メンズフレグランスですが、さっぱりした香りが気に入って使っていた「ロードゥ・イッセイ・オム・サマー」、残念なことにふたの大きい巨大なボトルに入っていて、当然重く、持ち運びには不向き。この瓶が私のバッグに入っているのを見てしまった河村は「え〜!?そんな物、持ち運んでいるの!?」と驚いたほど。普段、どんな香水も瓶のまま気軽にバッグに入れて持ち運んでいた私ですが、これだけは瓶の重さに耐えかねて、アトマイザーを手に入れるハメになってしまいました。

 という訳で、肌寒くなるのをひたすら待ち続けていたところでした。早くジャケットの上にショールを纏い、ブーツも履ける季節にならないかなぁ。週末の京都骨董祭では、さらに少しでも秋らしくなっていることを祈っています。


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