さかざきが綴る「アンティークな日々」 DiaryINDEX|past|will
![]() 今回の買付けでは、ゴッホゆかりの地であるアルル近辺を回り、ゴッホの足跡を追ってきたのですが、残念ながら私達が行った南仏には、オランダ人であるゴッホの作品そのものは残されておらず、実際に作品を見ることはかないませんでした。 買付けから帰って、新聞を見てみると…なんと、私達が住む名古屋の美術館で「ゴッホ展」の真っ最中ではありませんか!会期は9月25日までですが、9月は出張が続く予定の私達。「8月中に行かなくっちゃ!」と大慌てで、今日の夕方河村と二人で出かけました。 海外で行く美術館といえば、「静かな場所」というイメージですが、この「ゴッホ展」といったら、人、人、人、すごい人!「みんなこんなに美術館が好きだったの!?」とあまりの沢山の人にびっくりしてしまいました。(帰ってきてから知ったのですが、8月の半ばで入場者数が既に100万人を超えていたとか。) 今回の買付けのついでに寄ったアルルでは、ゴッホが描いたカフェや、入院していた精神病院跡、はね橋などを見て回ったのですが、今回それらの絵は来ておらず少しがっかり。でも、ロマンティックな「糸杉と星の見える道」は、躍動感溢れるタッチを見ることが出来、とても満足しました。 今は美術館から帰って、まだサロンにいるのですが、帰宅したら、子供の頃から持っているゴッホの画集でも開けてみようかな。日本での久々の美術館、なかなか良かったです。
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