さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年04月09日(土) |
ロイヤルウェディング |
チャールズ皇太子、とうとうカミラ・パーカー・ボウルズさんと結婚しましたね。なんと30年の付きあいといいますから、「よくもまぁ、長かったわね。」「あら、本当に結婚したのね。」と思ってしまったのは、私だけではないはず。そのうえ、ローマ法王の葬儀で結婚式の日取りが一日延期になるなんて、「よっぽどついていないのね。」とも思ってしまいます。
そして、今回チャールズ皇太子と結婚したことで、ダイアナ元妃が使っていた称号「プリンセス・ウェールズ」でなく「コーンウォール公爵夫人」になった(将来、皇太子が国王に即位しても「クイーン(王妃)」の称号は使用しない。)カミラさんが、いかにも「イギリスのおばちゃん(!)」という雰囲気なのも手伝って、イギリス本国でもどうも盛り上がらなかった様子。(そんなことはご本人達にはどうでも良いことかもしれませんが。)
そのイギリス本国ですが、今だにダイアナ元妃の住まいだったケンジントンパレスに行くと、ゲートには彼女へ奉げられた花束が沢山置かれていますし、ロンドンの郵便局ではダイアナが微笑む切手がメモリアルとして売られていて、実際の彼女がどのような人だったかはともかく、イギリスでのダイアナ人気はいまだ健在なようです。そして、何よりもあの離婚騒動で連日イギリス中の新聞を賑わせていたことや、例のパリでの悲惨な結末を思い出すと、今回のチャールズ皇太子の結婚について「何だかねぇ。」と思ってしまうのは自然な感情のように思います。
果たして今回の出来事、ダイアナは天国からどう捉えているのでしょうか?次回の買付けでは、率直で現実的なイギリス人達がどう思っているのか、イギリスの知人達に是非インタビューしてみたいと思います。
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