| 2008年06月12日(木) |
秋葉原の事件について思うこと。 |
誰にでも人生にはかならず“絶望期”というものが訪れます。 そこをどう乗り越えたかでその後の人生の重み深みが決まります。 「なんで自分ばっかり不幸なんだろう」「他の人間みんなが自分より幸せに見える」「このままいったら俺の人生地獄だ」 そんな時、何が人を救うのでしょう。 例えば・・・ 音楽、スポーツ、映画、本、ゲーム、宗教、アイドル、旅、etc… 何でも良いのです。 現実逃避でいいのです。 のめり込んで楽しめる、リフレッシュ出来る物に出会えれば。 おいらも18〜21歳の時は絶望に包まれた毎日に苦しんでおりました。(タロット占いでもそう出た) でもでも、そんなおいらを救ってくれたのが森高千里であり、ガンズ&ローゼスでありました。 今思うと感謝感謝であります。 気がおかしくなるのをギリギリで救ってくれました。
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今回の事件では多々の情報によると、犯行は犯人の「甘え」が原因だと思われます。 自分が上手くいかないから人に八つ当たりするというのは人格の未熟さと親からの愛情不足の産物でしかありません。 半分は本人のせい、半分は親の育て方のせいです。
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上に揚げた“絶望からの脱出要因”以外にも大事と思われるのが、ユーモアです。笑いは自分を斜めから見て笑い飛ばす一種の技術です。 友達が1人もおらんでも関係ない。 自分で自分にツッコミ入れるのです。 日常的にお笑い番組を観る、落語を聴く、自虐サイトを覗く・・・ なんでもいいのです。 習慣的に辛いことを笑いに昇華できるか否か。 そこが問題です。
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連続殺人鬼を捜査するときなどに用いられる「プロファイリング」。 マスコミがこぞってやっていることは結果論を集めて犯人像を一般化したがる逆プロファイリングだな。 犯人の過ごして来た社会状況、個人の性格を強引につなぎ合わせて「現代の歪んだ社会が生み出した加害者(被害者?)」という構図をでっち上げる。 何故か中学校の卒業アルバムの寄せ書きなんかまで調べて・・・ エセ評論家にありきたりのコメントをしてもらって。 バカかと。
少年犯罪が起きれば教育環境のせいにして。 精神病患者が犯罪を犯せば全ての精神病患者を悪者にして。 ナイフが使われればナイフを悪者にして。
事件を「一般化」することで事件のショックを固定化するだけなのに。 大人の知ったかぶり。偽善。 ああ嫌だ。
* ナメクジまた出現! 嫌がらせか?
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