色とりどりの日々
19歳。大学生。
ほろほろと流れゆく私の日常。

2005年03月11日(金) 結局のところ

D線でとるGの音に共鳴して、
オクターヴ低い隣のG線まで、震える。
ただしそれは、D線でとったGが寸分違わぬ音程のときだけ。

そのときの楽器の鳴りといったらたまらない。

っくぁーヴァイオリン素敵。
生きてるの?

いつも裏板まで震えるような音で弾けるようになりたい。








『誰かとずっと一緒にいたい』
と思うようなことは、あってはならないと思っていたのに。
理由は忘れたけれど、そういう感情を私は嫌悪していたはずなのに。

今の幸せのなかにずっといたいと思ってしまう。
ぬくぬく。

この自分の感情を、まるごと受け入れきれずに、
未だにとまどっている。

それは、彼に彼女がいることと、関係しているのだろうか。


今の状況は、世間一般から見たら単なる浮気といえるのだろう。
(そして私は浮気相手にあたる。)

私は彼女と直接に会ったことはない。
きっとそのせいかな、私の中での彼女はまったくリアルじゃなくて、
お話の中の登場人物みたいな存在。
架空の、生の感情をもたない。

でも本当はそんなこと全くなくて、
彼女は彼女で、彼とうまくいかないことに胸を痛めているはずだ。
分かりきったこと。

それなのに彼女を思いやらない私は、嫌なやつなのだろうか。

というか、正確には思いやる余裕がないのだ。
私も彼が大好きになってしまったから。

彼のことがすき。一緒にいられて幸せ。
でも、背徳感も少なからずある。

感情が、静かに、でもフル回転している。

きっと結局のところは、
静かに成り行きを見守るしかないのだろう。


あぅ、だから自分の感情を極端なところに置くのが怖いんだよぅ。



自分がこれほど、頭のわるい子だとは思わなかった。














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あやこ [MAIL]

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