長男が無事に希望の地元公立大学に合格。 ホッと一息。 入学手続きや準備に追われる忙しい日々。
わたしは疲労と諸々のストレスで免疫が落ちていたのに加えて 薬の副作用から肝機能障害を起こしてしまい、通院治療中。 少し前から、少し動いただけであまりにも倦怠感というか 身体がきついので血液検査したらわかった。 なんでこの時期、また とショックではあったが仕方ない。 とにかく体調を少しずつでも良い状態にしていくこと。
もう一週間持てばいいほうだと言われた伯母は まだ頑張って命の炎を精一杯燃やし続けている。 あれから数度 お見舞いにいってきた。 その度に時間がかかろうと治る可能性があれば どんなに良かろうと 思う。 奇跡すらありえないと宣言されている 病人の命のカウントダウンを聞かねばならないことの 酷さ、哀しさよ。 それでも見届けることが身内、家族がせめてにできる全て なのだろうから。
思えば息子達も大きくなったものだ。 夫が亡くなった時、小学高学年だった長男がもう 大学生になるのだから わたしも歳を取るはずで。
十年ひと昔というけれども その時は永遠に続くほどの長さに思えたことでも 過ぎ去れば夢まぼろしの如く・・・
そんな感傷に浸りながらも でも現実はまだまだわたしを休ませてはくれない。
潤みかけた目を瞬きして また 顔を上げて 歩こう。
ゆうなぎ
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