++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2009年06月10日(水) 葦のように。

5月の終わりから6月にかけては
泣きっ面に蜂 というか、
弱り目に祟り目 というか、
心身共に踏んだり蹴ったり状態が
これでもか というくらいに続いて。

PCは立ち上げてメールチェックすらできない日が続き
携帯は消音にして放置状態。
やっと見ても手に持ったままで
意識を失うようにダウンしていたり。
気力も無かったし、
時間的余裕もまた無かった。

大概のことならヘタレてヒイヒイいいながらも
何とか乗り切ってきたつもりだったけど
今回ばかりは精神力も限界で。

いや実際、一旦はバラバラに砕け散ったのを
拾い集めて何とか再構築したのだけど
今までの自分の常識や価値観を
全部白紙にする所から始めるというのは
やっぱり半端じゃなくきつかった。

それでも結局 生き延びるため、死なずにいるためには
自分を幾度でも変えていくしかないのだということ。
今までも なりふりかまわず で いたつもりだけど
まだまだ こそぎ落として 必要最小限のものだけ守りながら
もっと したたかに図太くならなければいけないのだと
改めて思い知った。

自分は後回し とか
人の立場になって ばかりでは
押し退けられて泣きをみるばかりだし
泣いても誰が助けてくれるわけじゃない。
優しいイイヒトといくら言われても
それで負けて死んでしまえばオシマイ。

できるか できないか じゃなくて
やらないと生きていけない のだから。

そうはいっても全部 割り切れたわけでも
ましてや平気になったわけでもないけど。


迷いのない強さじゃなくて

迷いながら考えながら
それでも 
わたしは、わたしとして、わたしなりに

しなやかな葦のような強さをもって

生きていきたい と 思う。

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                             ゆうなぎ


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