++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年05月01日(木) 何度 カサブタを剥がして傷口を見せれば

人間は忘れることができることで
救われている
と いうけれど。


傷口は痛い。
それはカサブタになってさえも
時として思い出したように
深く疼き、心を金縛りにする。

傷口を自ら望んで晒したいなんて
誰が思うものか。
ましてやカサブタを剥がして
事情を説明する行為は
その度 フラッシュバックを起こさせ
精神を追い詰める。

それをどうして
何度も
気力振り絞ってでもするかといえば
全て子供の為だ。

わたし一人のことなら もういい。

でも学校関係では
事情をある程度、打ち明けて
(これでもある程度なのだ。実際、全てを話すのはキリがないし不可能)理解を得ることが必要。

何も知らなければ
ただの怠慢や身勝手と
取られかねない事でも
話すことで、誤解や行き違いがかなり避けられる。

だから何度となく学校へも出向き、話をしてきたし
言葉足りずの部分は
手紙を書いて持参し
読んでいただくこともしてきた。

本当はわたしには
学校と病院に消せないトラウマがある。

でも そんなこと言ってられないから
精一杯、自分なりに向き合ってきたつもり。

学校側もそれに応えて
下さってきたと それには本当に感謝している。

でも 今回
今まで子供と関わってきた先生のほとんどが異動されてしまった。

そして新学年になってから
子供はかなり頑張って
今の所 週明けなどのグズリ以外は
遅刻してもほとんど休み無しで登校してる。

これを維持させる為に
わたしはかなり神経を遣っている。

要するにまだ完全安定とはいかず
いってみれば補助輪を
徐々に外していくための
練習をしているようなものなので。

ただ わたしもさすがに
もう限界の限界ぎりぎり。

今日 わかったことがある。

新学年の先生は
新しく異動で来られた方なのだが
学期末に学校へ伺って、
話し、託したわたしの手紙を
読まれてない ということ。

あれは異動による引き継ぎ時の為に
少しでもわかりやすくと
書いたのだけど。

勿論、変に子供に対して
意識せず、真っ白な状態で
接していただくことには
異論などない。

ただ 表面は戻ったようでも
まだ残る不安定さと
でも これまで親子で暗中模索しながら
ここまでやっときたことは
わかっていて欲しい と。

認識の違い。
確かに知らなければ
そうなるだろうな。

母親のわたしに対して
「お母さんも弱気にならずに頑張ってください」
は 別に至って普通の言葉かけ。
わたしが心を病んでいなくて
今までに何もやってこなかったのであれば。

子供と先生は今の所
うまくいっていると思う。

だから、わたしはその関係を
わたしの感情で壊したくない。
子供は敏感だから
母親が先生への不信感や拒否反応を
無意識の態度でも見せれば影響を受けてしまう。
それだけは避けたい。

それに 一般的な目で見れば
明るい、感じの良い先生なのだ。


何とか もうひと踏ん張り、踏みとどまりたい。

でも 情けないが
これ以上、傷口を晒す気力も
カサブタを剥がす痛みに
耐えられる自信も もう…

だけど 何とかしなきゃ
わたしの中の私
どうか 持ちこたえて。

お願い。



      ゆうなぎ


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