「雨に滲んで」
涙つぶ そっと集めたような花 替わりに泣いてくれるの?紫陽花
佇んで ただ泣き濡れる 人に似て 雨の紫陽花 ただそこに咲く
雨空を 見上げて想う そのひとの 遠き街でも 同じ雨かと
淋しさに 子供のような メール書く ”雨が降ってる 声が聞きたい”
「気づいて欲しくて」
冗談に 紛れて言った 真実(ほんとう)に 気づいて欲しいと 思うワガママ
口にして 言えば全てが 消えそうで ただきみの手を 握りしめてる
守らない 約束でいい それでいい ずっと待ってる ずっと・・待ってる
何気なく 繋いだその手 嬉しくて そっと握れば 握りかえされ
疲れ果て 倒れるように 腕の中 癒され眠る 子供みたいに
見交わした 瞳に映る そのままに きみの中へと 溶けていきたい
しがらみの 絡みつくその やるせなさ 消えも逃れも 出来ぬこの身よ
いつか・・ねと おとぎ話の約束を 子供みたいに 指切りをして
「星に祈りを」
七夕に 子らの願いを祈りつつ 重ねて結んだ 切なき想い
涙雨 濡れて溢れて 立ちつくす 渡れぬ遠き 天の川かな
永遠の 叶わぬ夢に 漂って きみと堕ちゆく 星を数えて 短冊の 文字に書けない 胸の内 そっと仰いで 星に祈りを
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ゆうなぎ
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