++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年05月16日(月) 欲しいもの

昨日は一日疲れたままで
そのくせベットで寝ないままだったから
今日は家事済ませた後 少し横になろう・・と・・
思ったけど そううまくいかなかった。

大切なネット友達からの相談事電話。
離れた場所にいるからできることは限られてはいるけど
それでも 放っておけなくてあちこちに色々と。
一日 それでヤキモキしたり気が気じゃなかったりしたけど
動いた甲斐あって何とか無事に。
本当に本当に良かったってホッとする。

大切なヒトの哀しい顔はみたくない。
ジブンのことさえ 持て余してるわたしが
そんなこと言ったってできることなんていくらもないけど。

ジブンが辛いんだ。見ていられなくて。
ココロの持って行き場がどうしていいかわからなくなる。
感情の流れが似ていると同調が強くなってしまうのかもしれない。

今回はそれでもほんのほんのちょっとだけでも動いたことが
プラスになってくれて良い結果を生んだけど いつもそうとは
限らない。

アタリマエだけど世の中は哀しいことに不条理に満ちているから。
でもだからこそ彼女に戻ってきた笑顔がすごく嬉しかった。


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ヒトを想う人ほど不器用。
想いすぎて相手の感情の裏側まで考えすぎて
考えすぎたことでボタンの掛け違いおこってしまって
ギクシャクしたりする。

どのくらい力を入れて抱きしめたらいいかわからなくて
緩すぎて腕の中からすり抜けていかれたり
強すぎて壊してしまったりする。

ヒトを想う人ほど途方にくれてしまう。
想いすぎてどうしたらいいかわからなくなる。
なんて皮肉なカナシイ現実。


不安感が強くなる。
ゆったりと構えて信じていることができなくなって
パニックになる。
怖くて怖くてマイナスの想像ばかりが頭の中で膨らんで。

不安でいてもたってもいられなくなる。
小さなコドモのような心もとなさ。
失うことへの耐えられない恐怖感。



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『欲しいもの』

怖くないよ と頭を撫でてくれる暖かな掌
キミの手で撫でられるのが好きだ

ぎゅぅううっと抱きしめられるのも好き
キミの鼓動が伝わってくると其処にいる自分を信じられる

欲しいものは
安心感
貪欲なほどの。

幻のような 絶対
ありえない 必ず

欲しいものは
安心感
貪欲なほどの

泣きたいほどの。
                                  


                             * ゆうなぎ *



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そして わたしは知っている。


一番欲しくて渇望して渇望して
でも
決してわたしの手に入らないもの が

安心感。



ねぇ
なんて笑ってしまうほどの皮肉

残酷な現実。



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ゆうなぎ [MAIL]

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