2005年03月18日(金) |
風の行方 (そして二度目の診察日) |
「風の行方(ゆくえ)」
風が吹いている 深い深い底で 止まないその音を 膝を抱え聴いている
見えないものなら わかったと言わないで
優しさの名前で 満足しないで
お願いだから わたしに触れないで
失くしてしまうものなら 与えようとしないで どうか
今日も
風が吹き続けてる 深い深い底で 止まないその音を 膝を抱え聴いている
聴こえない歌なら 歌ったりしないで
切なさの意味を 一人合点しないで
お願いだから そっと立ち去って
風の行方は
誰も知らなくていい
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心配していた子供の学校の面談の方は考えていた以上に 良い形で終われたと思う。 自然な形で今までの出来事や今の現状・わたしや子供の 状態などについて話すことができたし そういう話しやすい雰囲気を作ってくださった先生方に とても感謝している。 根本的な解決には至らないまでも(それはあくまでも 自分自身の問題であるので)状況をある程度でも理解して 貰えれば そして理解した上での受け皿になりますからと 言っていただけたのはとてもとても有難いことだ。
正直 かなり立ち入った内容や古傷に触れる内容まで話すのは ものすごいストレスだったし苦しかったが でも ここでこそ話しておくべきだし必要だと 思ったので自分なりに頑張って話した。
色々話したことで不登校相談機関へは今回は行かないですんだ。 打ち明けて話さないとわからないこともある。 だから 今回また内臓をさらけ出すように話したことは きつかったけれど でも これで 良かったのだ と 思う。
子供も浮き沈みはまだしばらくあるだろうけれど 少しずつでも良い方向にいくように・・・笑顔で朝 学校に 行けるように・・・。
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午後からは心療内科の診察。 薬 内容は変わらなかったけど量は増えた。 と いうか 元々 最初の処方が副作用が出るかどうか 身体にあっているかどうかの慣らしのようなものだったから 本来の量になったということのようだ。
パキシル 20mg メイラックス 2mg 各 夕食後 一日一回
あと 便秘の内服薬 酸化マグネシウム も 出してもらった(一日三回 毎食後)
今まで市販の便秘薬をほとんど常用していたのだが それについて先生に相談すると 「身体の負担を考えるとこちらの方がいいと思うので 一日一回から試してみてください」 とのこと。
それとついでに数日前からやっと治ってきた風邪と 入れ替わりみたいに目が痒くなってきたことも相談すると アレルギー用の目薬も出して貰えた。
薬は今度は状態が落ち着いているということでか 1か月分 次回の受診も1ヵ月後となり予約して帰って来た。
今回の診察時間は比較的短めだった。 その後の状態や副作用の自覚のあるなしを聞かれ こちらから出してもらいたい薬についてお願いするという形。
(実はあとから 肝心の睡眠薬をお願いするのを 忘れていたことに気づいたが。 ただ 後で薬局でパキシル・メイラックスについて 少しは睡眠作用のようなものはあるのかと聞いたら 睡眠薬のような速攻作用はなくても 熟睡効果のようなものはあるということだった。 それと自分的にもパキシル・メイラックスの量が増えた (というか本来の分量になっただけだろうが)のもあり それに身体がどの程度対応するのかもわからないから いっぺんにプラス睡眠薬というのも身体がついていかなくて動くのが だるくなってしまうとそれでは困るので。)
薬のせいか(風邪のせいもあったのかもしれないけれど) 過食に関しては不思議なほど抑えられている。 というか これが食べたい というような強い欲求のような ものが無くなっている。
鬱的なものに関しても以前の意味もなく極端にどーんと落ち込むと いうことがある程度抑えられてはいるが これもある意味 感情に薄もやがかかったような感じというか 感情の起伏が 平坦になってきた気はしている。
ただ 今日 午前中の学校面談と午後の心療内科受診を終えて 帰り着いてからは一気にぐったりとしていまい 本当に 最低限の食事の用意を這うようにしてするのだけが精一杯 (それも子供のものだけ作ったら あとはまったく食欲がわかず) 夜まで横になったまま ものすごい虚脱感で身体がどうにも動かなかった。
やっと今日は風呂もお休みにして子供を寝かしつけた後 また 倒れこみ 夜中まで意識無し。 先ほど起きてきて残っていた最低限しておかないといけない明日の用意を 済ませて今 こうしてPCの前に一息ついている。
何とか 今日という一日が終わった。
Kが心配してくれて何度も携帯メールをくれていたけれど 返信もろくにできず 申し訳なかった。 でも 夜少し電話で話して簡単に報告をしたら安心したようだった。 「とにかく今日は疲れただろうから ゆっくりとおやすみ」と。
ありがとう。 こうやって何とか一日一日を積み重ねていく。
多分 睡眠拒否も意味の無い過食も なんていうんだろうか 臆病者のわたしが それでも自分をもどかしいほど壊してしまいたくて そんな衝動にかられてだった気がする。
今?今はそういう激しい凶暴な自己破壊の意志みたいなのは かなり抑えられてる・・と思う。 ただ なんていうか どこか薄笑いを浮かべて自分を見てるような そんな茫洋とした・・。 それがいいのか悪いのかわからないけど 今はそうするしかないのだと いうこと。それが生きる為に必要なことなんだということはわかる。
こんな不器用な生き方しかできないけれど
それでもこうやってとにかく一日一日を 積み重ねていく。
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