さくらの詩集...さくら

 

 

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君と私の間 - 2005年07月14日(木)

手が痛くなるほど握りしめても
あなたの心をつなぎ止める事はできない
この手にふれたと思うと
するりとかわされてしまう
優しい言葉のむこうに
あなたの本心を探して
ピリピリとする私…

どうしても分からないの
どうしても安心できないの
今、目の前にいるのに
心が向き合えているか
不安になる
疑ってしまう…

そんな自分がイヤになるけれど
大好きだからこそ探してしまう
あなたとの距離を
あなたとの溝を
たった1センチの隙間をみつけては
埋めようと必死になる

生きている人間なのだから
ピタリと繋がることなんてないのに
それでも開いている距離に不安を覚える
同じ方向にちゃんと進んでいるのに
自分でもどうしてなのか分からなくなる

あなたをつなぎ止めて
ピタリと寄り添って
そしてそれからどうするのだろう?
きっとそうなれば安心する
けれど…
動き出す事もできなくなる

再び距離が広がるのを恐れて
前にも後ろにも進めなくなる
二人の時を止めない限り
そんな時間は続かない
人生というもので分けられている限り
そんな事はできない
してはいけない

分かっていても
目の前のあなたの心が
私と共にあるか
いつでも小さな動きも見逃さないように
見つめてる
ドキドキと不安がる
そんな自分を嫌いになりながら…

(2005.06.02作成)


きっと一生ムリだろうけど
そしてずっと自信ももてないだろうけど
でも隣には居たい
欲張りだな…わたし。


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