ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

$title
2010年09月13日(月)  ©  珍しく、優しい嫁になって、みる。


生活費以外の雑費が20万越え間近の今月、何でこんな事になったのでしょう。

髭を剃るシェーバーが欲しいな、と旦那さんが呟いておられました
滅多におねだりなんてしない人、ですし
ワタシも今月パソコンを買ったので、其のお願いは聞き届けてあげようと思いました。

一緒に電気屋さんに行きましたが、旦那さんは超優柔不断、な、人。
あぁ、面倒臭い。ちゃちゃっと決めろよ。

色々見てみたが、意外と高いし、種類もあるシェーバー
1万円以下のものもあれば、3万を超すものもあった。
結果

”高いものが性能がいいっぽいけど、でもそんな高いの、贅沢だよね。”
と、思ったか如何かは解らないけど[でも、そんな事を考える旦那さん、なのだ。]

どれがいいのか、自分でもわからなくて選びきれなかった、らしい。
”まだいいや、来週で。”と買わなかった。

そして、翌週店に行く事すら面倒くさがった。

ワタシは、悟った。
コイツにゃ決められねぇ。

沢山ある中から、1つ選ぶ事すら困難なのに、其処に値段が絡んだら此の人には、無理。
本当は高いのが気になってても、妥協してランク落として買って失敗するタイプの、人。
だと、思わ、れる。

なので、俺様は一人で電気屋へ出向き、店員さんを呼んで説明を聞いて行った。
旦那さんの期待する性能面倒くさい超軟弱肌を考慮し
聞ける事は、全部聞いて帰った。
なんか今テレビでCMしてるやつが、やっぱ良さそうだなぁ、と思った。

そして、その日の夜。
旦那さんにそっと聞いて、みた。

ア 『ねぇ、シェーバー欲しいんでしょ?』

旦 『・・・うん・・・。』

ア 『君、選べないなら俺が説明聞いて、良さそうなの選んで来ようか?』



もう1つ候補があったんだけど、旦那さんの軟弱肌を考慮して其れに、した。
入店してからレジ到着まで、およそ5分
下見をしていた事もあるが、ワタシは優柔不断ではない。
寧ろ即決マンで、ある。

そして帰宅した旦那さんは、1番に聞いた。
『お幾ら、ですか?』
そして、値段を聞いて言った。
『俺、多分其れは選んで無いわ。』

だろうね、解ってたよ。
貴方は優しい人、だから。家計の負担になる事は、きっと避ける。
でも、其れで安いの買って、失敗して買い直す羽目になったらバカだよね。

そして、早速試してみる、旦那さん
『やっぱり高いだけあるねっ、凄いよっ。』

ご満悦、で、ある
良かった、良かった。



↑投票ボタンです


© ≪過去 © 未来≫ © 目次 © My追加 © メール © フォトパス © ©