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2005年12月19日(月) ©
平気な顔で。
あー、此の土地に、会社に居るのもあと1ヶ月と少しなんだなぁと思っても
ほんの少しも悲しくならない、寧ろ大声で嬉しさをアピールしたい晃です。
ヒナがポツリと言いました
『携帯を見た日から、係長と晃が話してるのを見ると
吐いたりしてたけど今は、大分落ち着いたなぁ。』と。
ワタシは、ワタシは、ヒナがそんな事になってるなんて気付かなかった
毎日、毎日一緒に寝て、過ごしてて気付かなかった。
極力、不自然にならない程度で
ワタシは、ヒナの前で秋クンと話す事を避けているし、気も使っている。
だけど、そんなんじゃダメなんだろうなぁ・・・・。
『係長に話し掛けられると、鳥肌立ってたけど今は何とか普通に話せるし。』
ヒナが、あの日から初めて語る心境だった。
ヒナに『係長と何かあった?』と聞かれた時
『好きだと言われたけど?』と、付き合っていた事は言わなかったワタシ。
ヒナが何かに気付いた事を悟ったワタシは
彼が何処まで知っているのか探りながら、質問に答えた。
其の時の事を振り返り、ヒナはワタシに聞いた。