ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2005年09月15日(木)  ©  進めるか、進めないか、其の違いはやっぱり大きい。


ヒナとコソコソと密会する
悪い事をしている訳では無いけれどバレると修羅場は必至、だから。

会社では彼が入って来た当初と何も変わらない態度で接する
お互いに、お互いに不自然さを感じながらも当然の様にそう接する。

彼と寝ても其れは変わらず、ヒナは言う
『現場で晃とすれ違うと、やっぱり上司として緊張する。』と。

ワタシはソワソワしますが〔何〕

北川氏の監視の下、日々コソコソと彼の目を盗み行動する
箱入り娘は何かと大変だ。いや、ホントに。

ヒナの『幾ら可愛い部下だと言っても北川補佐の行動は行き過ぎちゃう?』
と言う意見は、ご尤もな意見、です。
でも『心配性なんだよ、パパみたいな感じなんでしょ。』サラリと言うしかない。
自由が無いワタシはストレスでいっぱいだ。

そして、秋クンは相変わらずだ。

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・・・・死んでもヒナの事は隠し通さなくてはいけない。心の中で誓った。
秋クン?苦しいよ。君がそんなだと。

ワタシにとって通過点だった秋クンとの恋愛は
彼にとっては最初で最後のモノだったと言う違い。

決定的ナ違いが秋クンとワタシにはあった
続かない恋愛だと言う事も判っていた
其れが完結しただけの事だけれど
前に進める人間と、立ち止まったまま動けない人間の違いは大きい。
でも、全て全て判っていた上で始めた恋、だったよね?

始めなければ、彼をこんなに苦しめる事もなかったのだろう
でも・・・始めなければ判らなかった幸せもあったよね?
終わった今、最初の事を言っても仕方無いけど、でも・・・。
毎日、あんな君を見るのは苦しいよ。



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