ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2005年03月25日(金)  ©  彼が気にする、年下の男の子。


誰も居ないミーティングルームでワタシを抱き寄せる、キスをする
みんなの前では見せない、男の一面を見せる彼。

多分、今彼は嫉妬している
ワタシより6歳も年下のリウに。

誰かに、何かに嫉妬して
ワタシの大切さが判ったのか、誰にも渡したくない等と思ってみたのか知らないが
たまにはそんな事も思えばいい〔コラ〕
僅かな隙を見計らって、唇を重ねる彼を見て、そう思った。
そして、其れは彼曰く正解らしい。ホントかウソかは知りませんが。

性格歪んでるワタシは思う
此れでフィフティーフィフティーでは?と。
歪み過ぎですか。そうですね。ほっといて下さい。
でも、ワタシはいつもそんな感情に苛まれているのだ。自業自得ですが。

そんなワタシに
リウの存在は有り難い、とても。
彼の事を考える時間が少なくなったり
彼の些細な言葉にイラつかず流せるようにもなった
リウのお陰だ。

だからと言って、リウの事が気になっている訳でもなければ
彼が好きな事実も変わりはしないのだけれど。

精神的に、落ち着いて居られる
可愛い弟、気軽に会話を楽しめる後輩、今の処はそんな感じ。
彼と話す時は、何となく緊張するから
地雷を踏まないように、怒らせないように・・・。


物凄くよく失敗するけど。〔あはは〕


立場も、環境も何もなければ
こんな風に気を使う事も無いのだろう
でも無ー理ー。取り巻く事柄が多すぎる。

揉めて下さい と言わんばかりに
地雷は何処にでも在る。

面倒でムカついてイラついて仕方ない時も、在る
でも、言っても思っても訴えても、其れこそ仕方ないのだ。



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でも、どんなにリウと和んでみたとしても
彼のキスに体が反応して仕舞う事実は消せない。
ワタシを欲情させるのは、彼以外に有り得ないのだ。


ちっ。






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