2007年08月31日(金) © ワタシはきっと、楽しさを見出せない。
『1日1回は顔を見ないと眠れない。』と
今日もお店に来てくれたSさん、毎度有りっ。
昼間から電話は鳴るし、面倒なんだけれど基本的に悪い人、ではない。
きっと12年前、此の人はひっそりとワタシを見てくれていたのだろう
そして、其の頃に伝えられなかった気持ちを
再度出会えた今、伝えてくれているのだろう。
此処は夜の世界、だ。
ワタシより可愛い子、綺麗な子、若い子なんて、掃いて捨てる程居る。
だからワタシを可愛い、としきりに言うSさんにぶつけてみる。
『可愛い子なんて、幾らでもいるでしょう。』
彼は、とても正直者だ。
『確かに可愛い子は居るよ、だけど俺はお前じゃなきゃダメなんだ。』と。
つまり、そう言う事なのだろう
恋、とはそう言うもの、だ。
『アキラちゃんとセックスしたくないもの。』彼は言う。
『好き過ぎてしたくない。』のだそうだ。
其れは、ワタシに色気が無いと言う事ではないのか?
好きだから抱きたい、と言う気持ちと
好きだからこそ抱きたくない、と言う心。
女には到底解らない、矛盾した男の心理、だ。