貴方の意地悪な問いかけに、上辺だけの笑みを落とす。叶うなら、傷付いて朽ちたとしても決して後悔せずにさらさらと静かにすべる背中を、その指で例えば、小さく爪跡で手首に留めた文字が涙で滲んで濡れたとしても、眠れば残らず消えてなくなるけれど離れては引き寄せて二つの平凡な、細い糸真っ直ぐな道の向こうを目指せば、もう戻れない約束させてゆっくりでもいい、横に並んで歩きたい乱暴なラブソングを私から貴方へ