大きなのっぽの古時計。 今はもう動かない。
運命だって信じてた 未来だって描いてた きっと気付いたらいつだって 隣に居ると思ってた
馬鹿だよね、 期待してた。
まだやり直せるって。
壊れたパズルみたいに 組み直せば元通りになれるって。
違った。 最初からピースなんて足りて無くて。 集めた先から零れ落ちて 無くしてたのに、 気付かない振りをして 揃うと思い込んでた。
最初から。 全部最初から。
間違ってた。
お人好しな君が 無理に繕ってくれるぐらいなら
アタシは嘲笑いながら。 手を振りながら。 此処から消えて無くなるから。
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