No.
そして月は廃寺に沈む
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もう1度
12/17 及川浩治氏「クリスマス・タイド」
聖マリア教会カテドラル大聖堂にて。

学生の頃。
同じ声楽の門下生の
歌の伴奏をしていたのが及川氏で。
イタリア歌曲だったかなぁ。
歌はどーしよーもなくヘタクソだったけど
伴奏者の奏でる音の素晴らしいことといったら
生意気にもショックでしたね、おれ。


娘が大好きな「くるみ割」の行進曲。
細胞の1つ1つにしみわたるような
月の雫のような音たち。
踊るような指先。
楽しそうだな。
涙がこぼれそうだった。
娘、連れてくればよかった。

プレトニョフ版をさがしてみる。
どうも生産中止っぽい。
見つかったとしてしても値段が・・・。
ってそれ以前に弾けるのかよ>自分。

もう1度
楽しむためのピアノを弾こう。
音を、音楽を栄養としてゆけるような
そういうピアノを弾きたいと
わくわくするような気持ちを贈ってくれた
及川氏に感謝感謝。
2004年12月20日(月)