今日は友人の三回忌があった。
僕の体調が思わしくなく、遠距離ということもあったので、行こうかどうか迷ったが、結局行くことにした。
僕の中で、友人の死について、踏ん切りをつけたいという思いがあった。
思えば、この日記も友人の死から始まっている。
この日記も、これで一区切り、ということになるかもしれない。
そういえば、日記を書き始めて一年が経とうとしている。
この一年は怒涛のような一年だった。
その間、僕は東京に行き、うつ病に冒されるようになり、また金沢に戻ってくるという、目まぐるしい変化があった。
いろんな出会いがあった。
大きな流れに翻弄された一年だったとも言える。
これからの一年はどうなるだろうか?
それは分かろうはずもないことだが、とにかくも無理をせずやっていこうと思う。
さて、友人の三回忌だが、あっけなく終わった。
あっけない、と感じたのは、僕の心境に変化があったためだろう。
僕の中で、友人の死は過去のものになりつつある。
忘れたわけではなく、受け入れることができつつあるのだ。
僕自身、そのことに気づかされた三回忌だった。
生きている限り、これからも様々な人の死に立ち会うのだろう。生き残った人はそれを乗り越えていかなければならない。
そして最後には、自分の死を迎えるのだろう。
僕は死ぬまでに何をしていくのだろうか。
今はまだ何も分からない。
できることは、ただもがき続けることだけ。
僕にとって今生きるということはもがくことだ。
もがいてもがいて、その先に何かあることを信じて、今は進まなければならない。
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