銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年02月12日(日) 友人の三回忌

今日は友人の三回忌があった。

僕の体調が思わしくなく、遠距離ということもあったので、行こうかどうか迷ったが、結局行くことにした。

僕の中で、友人の死について、踏ん切りをつけたいという思いがあった。

思えば、この日記も友人の死から始まっている。

この日記も、これで一区切り、ということになるかもしれない。

そういえば、日記を書き始めて一年が経とうとしている。

この一年は怒涛のような一年だった。

その間、僕は東京に行き、うつ病に冒されるようになり、また金沢に戻ってくるという、目まぐるしい変化があった。

いろんな出会いがあった。

大きな流れに翻弄された一年だったとも言える。

これからの一年はどうなるだろうか?

それは分かろうはずもないことだが、とにかくも無理をせずやっていこうと思う。


さて、友人の三回忌だが、あっけなく終わった。

あっけない、と感じたのは、僕の心境に変化があったためだろう。

僕の中で、友人の死は過去のものになりつつある。

忘れたわけではなく、受け入れることができつつあるのだ。

僕自身、そのことに気づかされた三回忌だった。

生きている限り、これからも様々な人の死に立ち会うのだろう。生き残った人はそれを乗り越えていかなければならない。

そして最後には、自分の死を迎えるのだろう。

僕は死ぬまでに何をしていくのだろうか。

今はまだ何も分からない。

できることは、ただもがき続けることだけ。

僕にとって今生きるということはもがくことだ。

もがいてもがいて、その先に何かあることを信じて、今は進まなければならない。


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