コミュニケーション。
DiaryINDEX|past|will
話せば長いのだが書く。
先日、知人と飲みに行った。 その知人とは付き合いは長いが飲みに行ったことはなかったのと、 私も育児のなかで久しぶりの飲みだったし、 おおいに盛り上がって、 11年ぶりくらいに喫煙した。
なんの抵抗もなく入ってきたニコチンは酒に溶けていったけれど、 翌日には流れ去り、また吸いたいとも思わなかったので、 おお、さすが禁煙セミナーで禁煙した女、つよい と思っていたんだけど、 どうしてどうしてニコチンのしたたかさ、 イラッ としたときに選択肢としてあがってくるのだった。
吸っても何の利益もないんだけど、と知りつつ、 とにかくめちゃくちゃイライラしたので、 なつかしのキャビン(今はウィンストン)を買ってみた。 しかし今書いて気付いたけど、 このとき何にイライラしていたのか覚えていない。 月経前のそれだということはこのときもわかっていたが、わかっていたために、 対処法を思いつけなかった。
そうして吸ったタバコは、不味かった。 一本吸うのもやっとで、半分は吸いこめもしなかった。 あぁ、前の時はべろべろに酔っぱらっていたし、知人と盛り上がっていたからな、と納得した。
余りまくっているウィンストンを持て余したので、 飲酒してから吸ってみたが、これもだめ。 次はチャンポンしてべろべろに近い状態にしたら、なんとかどうでもよくなった。 正気だと、臭くて仕方ない。
なので次はいつものあいつと酔っぱらって吸うか… で、ひとはこ終わったらおしまい、と思っていた。
そして今日。 さっき。
私はやらかしてしまったのだ。 夫のスマホを見てしまった。
暇だった。 夫にパソコンを借りて、それを起動する間。 待ちきれないのだ、活字中毒は。 夫の買う週刊誌もとっくに読んでいた。 隣にはスマホ。 なめていた。 夫が私たちを裏切ったりするわけないとなめていたのだ。 信用していたと書いてもいいが、やっぱりなめていたと思う。
結論から書くとこれはおおげさで、別に夫は裏切るまではいっていない。 スナックの女の子と軽くきゃいきゃいしたメールをしていただけであるし、 明確に「何月何日にどうこう」みたいなメールが残っていたわけでもないし、 だいたい、やましいことがあるなら、 夫も私をなめている部分があるにせよ、私とスマホをふたりきりにはしないだろう(ふたり)。
ただ夫が日時は明確ではなくても「○○(普通のレストラン)へ食事に今度ね」と書いていたことは妻としてはショックだったし、 女の子の名前が懐かしの元彼の本命と同じだったことは個人的にショックだった。
しかししかし、大前提として、 夫のスマホを見たのは私が悪い。絶対に悪い。 なので夫に聞くこともできない。 さすがに34になった私はわかっていたし、 メールの内容のショックさと、自己嫌悪と同じくらいでないまぜになった。 (もしこれが発展したら証拠になるな、くらいは思った) そのへんは反省するし夫への言及も絶対しないと決めたうえで考えたのは、
また「ゆみ」って名前の女にとられるのか…ってことだった。 陳腐だけど。 つーか夫はものじゃないけど。
ただの妄想とか不安にすぎないこともわかっているし、 痩せれば、夫がかまってくれることもわかっていた。 でも正直痩せるモチベーションないし育児もあるしナンチャラカンチャラ… と言い訳を続ける自分に勝てそうにないな… と落ち込みながら、夫に電話をかけて、普通に会話をして、 ごめんねと(これは別のことで)言ったら、 少しだけ落ち着いて、煙草を思い出した。
電話は夫の部屋にあるので、夫の煙草があった。 吸ってみた。 美味しい。 いや嘘。 ちょっとは不味い。吸いこめない。 でも久しぶりに買って吸った時よりは吸える。 酔っぱらってもいないのに。
煙草を日常的に吸っていた頃、こんな精神状態だったかなーと少し思う。 自分が嫌いで、愛されたくて、努力も信じられなくて。 私が煙草を吸う理由は、自分を傷つけたいから。
…まぁこんなこと考える理由も、 「元気だから」に尽きるけどね。 月経終わって元気なんですよ。元気なかったらタバコ吸ってはい終わり、だもんね。
元気ってありがたいよ!(なんなん?)
痩せるかどうかはわかりません。 夫のことは怒ってないっていうか怒る理由がねぇー
|