コミュニケーション。
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2018年09月03日(月)





今日は息子が可愛かった。

家族で公園に行ったら、真ん中の娘が初期の熱中症になり、
あわてて車に乗って帰り、
途中の道の自動販売機でジュースを買ったのだけど、
その車中、元気なはずの息子まで、
「息子もね、なんか具合悪くて…」と言い出したのだ。


彼の声には、必要以上のアピールはなく、
具合の悪い妹を見ていたら自分まで、という気持ちを、
無意識に彼なりに私たちに伝えているのだとわかり、
ほんとうにかわいかった。
珍しく夫も声をあげて笑い、今も、今日はかわいかったねと会話した。

一方で、これは誰にも言えない類いの子どもの話だなぁと思った。
完全に内輪向けだし、
今日の空気、今日の流れ、彼の様子、彼の声を一緒に体験しないと、多分可愛いとは思えず、
上の子のかまってアピールの話かなとなりかねない。
だけど確実に、そうではなく、
(普段しているので違いがわかる)
彼はほんとうに具合が悪くなったつもりで、私たちに語りかけてきたのだ。

そんな、親しかわからないかわいさを、夫と共有できて、嬉しかった。
夫のことは、正直育児の苦手な人だと思っていて、
ひとりで育児しているような気がするときも多かったし、
特に息子への態度の違いは感じていた。
夫は夫なりに息子を愛しているのはわかるのだけど、
やはり長男、最初の子へは、期待をかけてしまい、
厳しくしてしまうときが多いので、息子とのすれ違いを心配していた。

今日の息子の言動も、それこそ、
息子のかまってアピールととるのではと心配するところだけど、
なんなら私より先に「息子が自己申告してる!かわいい!」と言い出したのだった。
私は夫への認識を改めねばならない。


娘は水分補給と休息で、元気になった。
普段はよく水を飲んでいるのに、今日に限っては飲まずに、
公園に行ってしまったのだ。
公園に来る前にジュースを買うかと思ったのに、買わなかったことを後悔した。
大事に至らなくてほんとうによかった。


子どもの写真も大事だが、こんな日を文字に残しておくほうが、
私に合っている。


雪絵 |MAILHOMEBLOG

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