コミュニケーション。
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昔は、書きたいことを書きなぐって満足していた。 今は、書いているうちに「まぁいいじゃん。二度と消せないインターネットに書くこと?」みたいな気持ちも出て来て、 書きたきゃ書けばいいけど、私は本当にそんなことが書きたいのか? となってきた。
夫に久しぶりに誘われたが、なんとも噛み合わなかった。 彼は気づかなかった、と、思うが、 なんせ今回の理由は多分、ちょっとの期間していなかったから、 彼の生理的な欲求だと思われるのに、 私はといえば、排卵日ははるか遠く、セックス向きの体ではないのだった。 それでもとりあえずできてしまうのだから、ややこしいことだけど、 まぁ仕組みとしては、トラブル回避になるのかもしれない。
彼に、久しぶりに嘘をついた。 彼は疑いもしない。考えもしない。 ちょっとだけ悲しいけど、彼の誘い方が可愛かったから許す。 ケータイに着信。
こんなことは初めてではないはずなのに、 乗り越え方を忘れてしまった。 最近はずっと、幸せだったんだな。 しょうがない。
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長年のモヤモヤをやっと言葉にできたのでメモ。 というか、夫が続きを言ったから。
ここにも何度か書いたけど、一応、 痩せるまでは浮気はオーケー、という話になっていて、 時々夫はそれを使って意地悪を言う。 反語みたいに、私に「イヤ」と言わせるまでがセットなのであるが、 私としては、覚悟してオーケーという話にしているのに、 イヤと言わされるのは心外である。
話がずれたが、とにかくさっきこの続きを夫が言った。 「浮気できるわけない、もうおっさんでチビなのに」 だそうだ。 これも何度も言われてきたが、続いているとは考えたことがなかった。 ばかだが多分、前者は能動的で後者は受動的な話だからだろう。
それも私はたいてい首を振って、私にはかっこいいのだから、 そんなのはわからない、と答えるのだが、 ひとりになってからやっと、私は気がついた。 私は、能動的に、私を選んでほしいのだ。 私が彼を選ぶように、私を選んでほしかった。 浮気だって、相手がいないから、じゃなくて、 私を好きだからできない、と思ってほしい。
夫の言葉をそのまま受けとるなら、 私のように夫をかっこいいと思うひとがいれば、 浮気やら本気やらがあっても仕方ないと聞こえる。 希望的観測をすれば、夫は恥ずかしがりだし、 根はなごり雪だし、全て冗談なんだよと言いたいのかもしれないが、 ルールがある以上冗談に聞こえないんだよ、と私はキレたいのだ。
それと、彼に選ばれたい、という身の程知らずの自分が悲しい。 彼というより、人様に選ばれたいなどとどの口が言うのかと思う。
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