コミュニケーション。
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2007年03月05日(月) 喧嘩と主導権と策略。





寺島と、喧嘩、らしきもの。



「明日、ミートパスタ作ったら、食べる?」



最近、彼奴はパスタ料理にハマっている。



「食べる♪」



と返すと、



「たくさん材料要るけど、いい?」



と返ってきた。




何で、君が作りたいと言って作るのに、

私が材料費出さないといけないの?

私がミートパスタ作れって言ってんじゃないのよ。

あなたが

俺の作るパスタは旨いんだ、食わせてやるって

こないだから何度も言ってんじゃないの。




かろうじてメールで怒ることはしなかったけど、
材料費は出せないから、

「じゃぁ作らなくていいよ、君が来てくれればいい」

と送ったら、


「ははっ(苦笑)」

と返ってきた。





パスタに自信を持っていたみたいだから、
怒ったか?と思って、
そう聞いたら、そうでもない返事が返ってきた。



作らなくていい、ってのはちょっと言い過ぎたかな、と思って、



「半分出すから、一緒に買い物に行こう」



と送ったら、



「今度ね」


と返してきた。

作る気がなくなったのだ。





どうしてそう、いつまで経っても自分勝手なの?



久しぶりに怒ったのは、
声が思うように出なくて、苛々してたのかもしれない。




「もういい。怒った」




返してこないと思った。
終わりならそれまでだ。




「ごめんなさい」



1分後に返ってきた。
早すぎて、簡単すぎて、呆れてしまう。

多分、
私が何で怒ってるかもわかってない。


だから、
嫌がるようなことを書いてみた。

あえて、許すフリをして。




「免じて許してあげる。でも、明日は来てね」




こういう束縛的な口調に、あの人が従ったことはない。
作る気が失せているから、私に会う気もないはず。
なのに、返信は、


「はい」


だった。




犬みたいな反応に、イラッとした。
そんな言葉が欲しいんじゃない。
まぁ、こう送っておいて、
来ないことも考えられるけど。




「素直なのね。じゃ、待ってます」






メール上では私が優位に立ったんだろうけど、
どうにも拭いきれない不快感が残ってた。
気持ち悪いなぁ…
ため息が出た。



大体、私ってやっぱり陳腐な女だ。
自分の妥協が受け入れられなかったから、腹が立ったんだ。
器の小さい人間。

心の広い人間になりたいのに、
日ごろの私は、ただ、
自己犠牲に酔ってるだけだ。



明日、本当に来たら、
精一杯の対応をしよう。





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こうなることを狙って、
素早く謝ったとか、そういうことではないよね?



モテる女は、男を立てる、かぁ。
そりゃ、立てたくなるような男だったら、いくらでも。
褒めちぎるだけじゃなくて、いろいろと手は尽くしますよ。



あれじゃない?
私の中で、寺島は、狙いたい男じゃないんじゃない?
お。

じゃぁ、寺島の中で私が、
狙いたい女じゃなくても許してあげなきゃねぇ。

それでもお互いが必要なんですって。
はいはい。似た者同士。





雪絵 |MAILHOMEBLOG

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