コミュニケーション。
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明日は所謂デートである。
誰と、かはまず置いといて、 今夜のあたしは準備万端だ。 肌のお手入れにパックまでつけてしまった。 コーヒーも飲んでいないから、 いつもよりは早く寝れるだろう。
明後日も、つまるところデートである。
明日の相手とは違う、とは書いておこう。 多分、パックつきのお手入れはしないが、 着る服を選ぶのには時間がかかるだろう。 なんせ、これのためにバイトを代わってもらった。 完璧にしなければ、バイト仲間に悪い(違)
「お姉さんは、モテている」 藤原君は、最近よくそう言う。 ダレカさんに報告したら、 「声かけられないよりマシだ」 と、断言。 えぇ、えぇ、重々、承知しております。 一介のレジの小娘にお声がかかるなんて、 本当にありがたいことでございます。
しかもあたしの顔は、 別にアイドルに似てるわけじゃないのだ。 思い返せば小学生の頃、 国語便覧に載っていた、吉本ばななに似てる、 と騒がれた他には、言われたことはない。
男の人から声をかけられるのは、 美人だけだと思ってた。 あたしがしてきた、男の人達とのコミュニケーションというのは、 どこか適当だった気がする。 あたしは恋愛対象になるわけがない、と思ってたのだ。 だからこそ、 藤原君や、小田や、お兄さんが存在するのだと思うけど。
要するに、 「デート」というものを目の前にして、 どうしたらいいのかちょっとわからないのだ。 寺島の場合は、好きだったから、 その気持ちだけで乗り切っていたところがある。
大体、寺島と付き合い始めた頃は、 デートをする時間がなかった。 でもずっと友達だったから、お互いのことを少しは知っていたから、 必要なかったといえば必要なかったのだ。 だって、 男女の付き合い「初期のデート」というのは、 お互いを知るためにすることでしょ。
うーん、いまいちあたしは、 この人を知りたい、と思ってないということかもしれない(苦笑) まぁ、最初からわかってはいたんだよ。 なんせ、「人畜無害」ですからね(爆)
ひっぱっておいてなんなのだが、 明日のデートは寺島君だ。 おごってくれるらしい。 パックなんかしてるところをみると、 あたしも、それなりに女なのだなぁと思う。 だって寺島君は、あたしの大好きな「男」だから(笑)
あぁ、そうか、 人畜無害なカメラマン(しつこい)からは、 「男」って感じがしてこないのだ…。 だから食指が動かないのだ…(食指て) カメラマンは明後日だが、 多分、あたしは初めてエスコートされるのだと思う。 「何が食べたい?」って初めて聞かれたよ…(遅)
かの有名な、 「小悪魔な女になる方法」ですね。
あたしの美容液は、男の人からの愛、なのだ。 それがどんなカタチであってもね。 だから、藤原君のこと、愛してる(笑)
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