えーまぁちょっと陰気な日記書いてましたが。
やっぱり本気の喧嘩じゃなかったし。
午前中に私からメールして、いろいろ手を使ったら、
一緒にCDを返しに行く頃には、機嫌はすっかり直っていました。
元々そう悪くもなかったけど、
私の言うことも一応聞いてくれたし、キス魔だったし(謎)
まぁうまぁく言って謝った私も私なんだけど(笑)


よくよく考えたらね。
寺島が私に言いたくても言えないことだってあると思った。
私ばかりが我慢してると思ってても。
寺島が我慢してない証拠なんてないんだし。
最近甘やかされてる裏側には、寺島が我慢してくれてるのがあるのかも。
…昔はそんなの本当になかったし。
ある意味信じられないけど…なぁ(笑)


そいで予定がまた増えた♪きゃ♪
また街行けるし、楽しみすぎ…♪
でも、楽しみ〜♪と私が喜んでも彼奴は普通にしてるんだよね。
なんか悔しい。
一緒に喜べないなら無理しなくていいのに…。
と明日言ってみよう。





寺島は冷え性である。
出掛けたときからずーっとポケットに手を入れていたくせに、
帰り道でも冷たかった。
しょうがない、と私が手を突っ込む。からまる。
今日は私の手も冷たい方だったので、じわじわとしか温まらない。
分かれ道が近づいても、そんなに温まったようには感じられなかった。
あったまらないね？と言ったら、
少しは違うよ、と言って左手をつけてきた。
左手は確かに、右手よりも冷たかった。
困った人ね、と笑ったら、
困らせるくらいが可愛いだろ？だって。




そうね、だから。
陽ちゃんにいくら困らせられてもいいように、大人の女にならなくちゃ。

だな。
俺は遊んでくるけど、戻ってくるし。

何予言してんのさ？
戻ってきたとき私に彼氏出来てたらアウトね。出来てなかったらセーフ。

何それ。
彼氏殺すし。

だって。
戻ってこないかもしんないじゃん。ずっと待ってなきゃなの？

多分戻ってくるよ。
まぁ、戻ってこないこともあるかもしれないけど。

ほら。
ずっと戻ってこなかったら、あ、もう戻ってこないやって判断していいでしょ？

んー。
まぁ。

そのとき陽ちゃんが結婚したいくらいの相手見つけてたら。
私だって彼氏作ってていいでしょ。

嫌。
ダメ。彼氏殴る。

わがまま。

戻ってくるよ、きっと。
約束するわけじゃなくて、考えてみて言ってるわけ。





そう言ってキスしてきた唇は。
柔らかい、ブラックストーンの香り。
相変わらずの独占欲。
多分あなたは、そうなったら戻ってなんかこない。
戻ってきたとして。
あたしは、今と同じ気持ちで寺島を愛しいと思えるのだろうか。
愛しいと思えたとしても。
同じ気持ちでは決してない。


…いじめてやろうｗ(こら)

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