綿霧岩
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村上春樹さんの何冊もの紀行文を読んでいて、旅に出たい気持ちが込み上げまくる。 行きたい、もっといろんな土地に。 会いたい、もっとたくさんの人に。 別に知り合いになって仲良くなってその後もずっと連絡を取り続けなくて全然いいから、その時その時の今を目いっぱい共有したい。 誰かと!
それにしても、文章を読んでいるだけで、次々に見知らぬ土地に立ち、そこの空気を吸っているかの如く体感を得られる筆力の素敵さにただただ敬服する。
インタビューで、「何を書くかってそんなの文章が全てです」みたいなことを仰っていたのを読んで、ああそうかなるほどだからこんなにすごいのか、と勝手に納得した気になる。 それってつまり、文章の意味や効果とか、いつか読んだ人にどう思われるとかじゃなくて、ただただ村上さんと、文章なり言葉そのものの関係を追及することに思われた。
うまくまとまりませんが、勝手に勇気づけられたというお話!
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