綿霧岩
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小学生の頃、私は学芸会で劇を見るのが大好きでした。 出る方ではなくて見るのが大好きでした。 出るのはそんなに積極的になれなかった。 しかし人がやっているのを見るのは、それがどんな演目であろうともワクワクし、役者がいいかどうかなんて考えたこともなく、話がいいかどうか、演出がどうかなども勿論考えたこともなく、ただただ目の前に展開される世界に前のめりに夢中になっていました。 それがどんな話なのかわからないなんて思ったこともありませんでした。 わかるわからないは問題ではなく体験できれば満足でした。 ただの一度も、面白くないと思ったことがありませんでした。 全部面白かった。 あらそういえば。
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