久しぶりの人に会って話したりすることは、それだけで奇跡みたいなことに思える。ずっと会う機会もなくて、その人がいないことが当たり前に生活しているのに、時を跨いでまた場を共有できることって、すごくうれしいことだ。その奇跡にぼーっとしている場合ではなく、ただ浮かんできた言葉を話すけれど、そこで本当に交わしているのは、お互いの存在に対する祝福だけだ。