祭りの中に策略が潜み、萌えの中に打算が踊る。 キミキスはパワープレイが生み出した、危険で脆い真空の三角地帯。 だが今、この鉄路をただ走れ、車輪を軋ませただ目指せ。 もう暴走列車に乗り合わせてしまったのだから。 Not even justice, I want to get true-love 真愛は見えるか。 今日の戦果報告。 ・ヒキコモリ 初回プレイで私の心に拭いがたいトラウマを残していったキャラだが、 逆にこのワクチンが効いてるウチに再アタックしないと、 二度と関わりたくないキャラになりそうなのでリベンジ。 スキルートでクリア……って、 なんじゃこの超展開? いや、表現したい事は解るねんよ?表現したい事は解るねんて。 「世に絶望した少女が、主役の真心で希望の瞳を取り戻す」的な。 やけどね、この話バックボーンに対してあまりにも展開が軽すぎる。 後半、世を拗ねる全ての根元になったと思われる、幼少期の二見母子の思い出が出てくるのだが、 俺 「きっと心配してたんだよ」(※三択のうちのひとつ、一般常識的に考えてこう宥めるしかないと思う) ヒキ「…そうね、今ならそう思えるかも…」 アァーホォーかぁーっ!!<シナリオ書いた奴 十数年も己を縛ってきたトラウマを、たかだか半月つきあった程度の男のセリフで そこまで一気に急速解凍出来るかー!! これ程重い話(根幹)をさらりと二言三言でスルーしてるのが、このシナリオ力配分が大いに間違ってる。 前半の時代錯誤も甚だしい周囲のイジメ描写や、 それに対しての開き直りが生んだ歪んだ防衛思想描写にリキ入れてる暇があるなら、 こっちやれ!こっち!!<根元トラウマ克服 え?この後はもうデレ一直線だからもうどうでもいい?…そっスか… このキャラかなり絵師の絵と声優さんの力量におんぶにダッコである。 田中理恵さんは、現在「お姉さま系もしくは心に闇を持ちし少女」を演らせたら、 黒帯十段の実力なのでそりゃあ萌えないワケがない。 実際、最後のデートでのハシャギっぷりは恥ずかしながら、チト術中に陥りましてな…(*´Д`*)ハァハァ 総じてこのキャラが人気ある理由も解りましたよ、エエ。シナリオは場末エロゲレベルでしたけど。 ・お嬢 周囲で評判(?)のナカヨシルート、通称ご主人様ルートでクリア。 はっはっはっ、こりゃあ愉快や。 全編「庶民が考えたお金持ち想像図」テイストに満ち溢れていて、 むしろそのテイストが思わぬ相乗効果を生みだし、 稀代の珍シナリオが完成してはる。こういうノリは嫌いじゃあらへん。 親の意見で決められたからにゃあ、それが私のご主人様ぃよぉうぅ〜〜♪ ナンボなんでも、許嫁のことをご主人様と呼ぶのはどやねんキミィと感じながらも、 偉大なる天然癒し時空(ゲルマニウムの100倍効果)が全てを包み込んでしまっては仕方なし。 まあアレですよ、こういうピュアフルスロットルなお嬢様に曇り一つ無い瞳で 「ご主人様」だの「なんなりとお申し付け下さい」だの言われたら、 そりゃあ股間がイエローハットですなぁ(しみじみ) とりあえず止ん事無き御方の割には、 帰りは徒歩帰宅とか、お付きの者の描写が一切無しというのは、セキュリティに不備がw ...
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